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俺は夏祭りの日に家が自営業で小料理屋をやっていた関係で、親の代わりに商店街の催し物に参加して屋台をやっていた。

忙しい1日が終わって家でバテていたら「他校の高校の女の子と仲良くなったから、一緒に遊ばないか?」と男友達から連絡があった。

そいつの家も自営業だったのに、手伝いをしないで遊んでいたというかナンパしていたらしい。最初は愚痴を言っていた俺もその事を聞いて「おお心の友よ」と思いつつ、速攻で男友達の家に向かった。

そこで1人の女の子と知り合って、付き合いだした俺達は進路で彼女が地元の専門学校、俺が他県の大学に進学する予定になった。次第に不安になる彼女と遠距離になる前に処女と童貞で初体験を済ませたら・・・。そんな体験談。

高校時代の話だが地元の商店街の夏祭りがあった。

商店街といっても結構な規模で、近隣地域からも見物客が来るほど賑わっていた。俺は親の代わりに商店街の催し物に出なければならず、若い衆には焼きそばとか、焼き鳥とか火を使う重労働しかまわってこない。

とにかく焼く。水分補給が追いつかないくらい焼く。ツレが来ても気づかないくらいハイペースで焼く。なんとか終わり家でバテているとAからの電話が鳴った。

「今日はおつかれー。俺が行ったの気づいた?」
「うるせーよ。あんな状態じゃ気づけるわけもねーよ」
「で、疲れてる俺に何の用だよ」
「ていうか親じゃなくてお前が手伝いに来いよ」

Aの家も自営業なので両親が手伝いにきていた。

「今日隣の高校の子と仲良くなったんだけど・・・」
「お前も一緒に遊ばないか?」
「・・・行かせて頂きます」
「じゃあ俺んちで待ってるぞ。すぐ来いよ」

急いでシャワーを浴び着替えてAの家に直行した。「おぅ、俺君。遅かったな」と、迎えられると女の子が四人いた。

M琴はショートカットが似合う元気のいい子でまあまあ可愛い。H美はセミロングで大人っぽく可愛いというより綺麗な感じで結構タイプ。C恵はぽっちゃり系であまり可愛くはない。T子は大きい。大きかったおっぱい。

「あ~っ、焼きそばの人だぁ」とM琴が笑う。
「おい、一体俺の事どういう風に紹介したんだ」
「ってか俺この子たちとお前の所行ったんだけど」
「本気で気づいてなかった?」
 
Aからツッコミが入る。

「あれだけ忙しそうじゃ気づかなくてもしょうがないんじゃない?」とC恵からフォローが入る。M琴は笑い上戸のようでケタケタ笑っている。その後、俺のイベントでの苦労話やAのくだらない話で盛り上がっていた。

そんな状態で夜も更けていく。「じゃあそろそろ帰るね」「あ、わたしもそろそろ・・・」とC恵とT子が言った。「うん、じゃあね。私たちもう少しノンビリしてくね~」H美が手を振る。

なぜか俺とM琴で玄関先まで見送って部屋に戻ってくるとAとH美がキスしていた。俺たちの姿に気付くと2人はサッと離れ何事もなかったかのように振舞おうとしていた。

「あ~っ、今キスしてたでしょ」
M琴からすかさずツッコミが入る。
「・・・別にいいでしょ~、Aくん格好いいし」
「M琴ちゃん、俺君の事いいっていってなかった?」
「だから誘ってあげたじゃん」
「あーあーあーっ、本人がいるまでそういう事言わないでよ~」

顔を真っ赤にして否定するM琴。突然のセリフにドキッとする俺。

「ほら、屋台で俺君が焼きそばやってた時・・・」
「真っ先に『あの人いいね』って言ってたよね」
「え~っ、知らないよ~」
「言ってた言ってた」
「M琴から今までそんなセリフ聞いた事なかったしね」

そんな事を言いながらAとH美は腕を組み始める。

「M琴ももう少し積極的になりなよ」
「そうそう、俺のようにね」
 
Aはそう言いながらH美にキスをする。「ぁんっ、いきなりなんだから~」そう言いつつもH美もまんざらではないようだ。「というわけで俺たちはラブラブなので邪魔しないでくれ」とAはH美の胸を愛撫しはじめる。

「ゃんっ、ぁっ・・・」と吐息がこぼれる。呆然と立ちすくむ俺たち。すると、「ちなみに見られていると恥ずかしいんだけど。隣の部屋貸してやるよ」と促された。

俺は「あ、ああ。解った」間抜けな返事をして隣の部屋へM琴と移動した。さっそく隣の部屋からは艶かしい声がこぼれてくる。目の前にはちょこんとうつむいて座るM琴。

あんな告白を聞いた後ではまともにM琴を見る事が出来なかった。心臓はバクバクいっているし正直どうしていいのか全然わからなかった。

「ぁん、隣に聞こぇちゃうぅ、ぁっ、んんっ」とH美のあえぎ声が漏れてくる。沈黙のなか向き合う2人。重苦しい空気を裂いたのはM琴だった。

「・・・あの、俺君くん・・・私の事・・・どう思う?」
「あっ、かか、可愛いと思うよ」
「あのね、最初はね、遠めに見て・・・」
「いいかなって思っただけだったんだけど」
 
淡々と話し始める。

「Aくんが知り合いだよって教えてくれて・・・」
「それで誘ってくれて」
「ああ」
「俺君くんと話してるうちに・・・」
「本当に好きになってきちゃって・・・」
「でも」
「どうしたの?」

「H美みたいに経験もないし・・・」
「会ってすぐだとそういう風にも見られるのかなって」

顔を真っ赤にしながら思いを伝えるM琴。ぶっちゃけ俺も恋愛経験はゼロだった。

「俺君くんモテそうだから・・・」
「だけどいきなりっていうのもなんだか怖いし」

可愛い。さっきまでの元気な雰囲気もいいけど少ししおらしい表情がぐっとくる。

「いや、俺も彼女とか出来た事ないし・・・」
「告白された事もないんで」
「・・・本当に?」
「本当だよ」
「Aみたいにいろんな事上手くリードできないし・・・」
「本当に俺でいいの?」

「・・・うん。・・・ねぇ、キス・・・して」

そう言って目を閉じる。そして俺はM琴の肩を抱きキスをする。「・・・ん」柔らかい唇がふれる。その感触をしばらく味わってから口を離す。

「えへへ、キス・・・しちゃったね」
M琴は照れくさそうに笑う。

「もう一回しよっか」
 
ちゅっちゅと何度も口づけをかわす。さりげなく胸を揉もうと手を伸ばすと「・・・ダメ。お願い・・・」と柔らかく否定される。隣からは激しいあえぎ声が聞こえてくる。

とても愛おしくなりM琴をぎゅっと抱きしめ横になろうとすると「おーっ、帰ったぞーっ!!」と玄関のほうから威勢のいい声が聞こえた。Aの父母がご帰宅の模様。

俺とM琴はさっと体を離し体勢を整えた。隣の部屋からはバタバタ激しい音が聞こえる。「なんだよ、打ち上げから意外に早く帰ってきたな」火照った表情のAがこっちの部屋に来た。

しばらくするとH美も服を整え合流した。ちょうど4人揃ったくらいにAの父母がやってきた。「まあ、女の子もいらっしゃるのね。ゆっくりしていってね」「おぅ、俺君くん今日はお疲れ。Aお前も見習って来年は手伝いに行けよ」
と俺たちに声をかけると奥の部屋に入っていった。

その後は俺とA、M琴とH美の部屋割りで寝る事となった。M琴はその後付き合う事になった。セックスしたのはそれから数ヶ月先になる。

季節的にはもう冬になった頃だった。夏以降M琴と付き合う事になり、高校は違ったけれどなんとか時間をやりくりして会う時間を作っていた。

M琴は地元の2年制の調理の専門学校に進学する事が決まっていたが、俺は大学受験で最後の追いこみの季節だった。

第一志望の大学にはちょっと学力が足りない状態だった。そんな状態だったけどM琴と会うと癒されたのでなんとか時間配分に気を使っていた記憶がある。

その日はM琴の家に行き、毎度の様にダラダラ過ごしていて何となく話の流れから受験の話題になった。

「俺君も受験で忙しいのに来てもらってごめんね」
「いいよ。M琴と会えると癒されるし」
「あ~あ、でもこれで本命受かっちゃうと・・・」
「なかなか会えなくなるね・・・」

といってベットにゴロンとなった。俺の本命校は県外のB~Cラン大学だった。

「でも、受験に失敗もしてほしくないし」
「う~ん、難しい所だけど・・・」
「なんとか時間作って会いに来るよ」


「本当に~?なんか俺君って浮気しそう」
「そして私は捨てられるんだわ」
 
冗談で言っているのか本気で言っているのかよく解らない。

「何言ってんだよ。今までそんな事なかっただろ」
「今まではなかったけど・・・」
「きっと遠くに行けばすぐに可愛い子に言い寄られたりして」
「私の事とか忘れるようになって」

ちょっと目を潤ませながらM琴は言う。この表情に俺は弱い。

「大丈夫だって」
「ていうかまだ受かったわけでもないし」
「心配しすぎだよ」
 
枕をぎゅっとしながらM琴はこっちを見る。

「ううん、きっと受かると思う。・・・だから余計に心配」
俺はベッドに横たわるM琴を抱きしめて安心させるように言った。
「絶対浮気はしないし、忘れるなんて事もないから」
「・・・本当に?私最近すごい不安になるの」
 
気がつくとM琴は泣いていた。「今すごく大変そうだし、邪魔しちゃいけないって解ってるけどもうじき会えなくなりそうだから今すっごい一緒にいたいし・・・でも邪魔できない・・・こんな事ばっかり考えちゃって」と言う。

「遠くに行って会えなくなって私だけ一人になって・・・」
「大丈夫。俺の事信じて。愛してるよ」
 
そう言ってキスをする。そしてそのままベットに倒れこむ。

「心配かけてごめんな。もうちょっとで受験終わるから。それまで待ってて」そういいつつ、さりげなく服の上から胸を愛撫する。「ぅんっ、わかった、信じる、んんっ」性感帯が乳首のM琴は敏感に反応する。

舌と舌とを絡めあうキスをする。ぴちゃぴちゃといやらしい音が響く。「んっ、あっ、ぃぃ」ショートカットの脇からのぞく耳も優しく撫でる。カーデガンを脱がし、するするとブラジャーを取っていく。

少し小ぶりな胸を舌先でチロチロと舐めるとびくっびくっと体を震わせる。「あぁん、あっ、あっ」ギュッとシーツを掴みながらも反対の手で俺のチンコを触ってくる。

「俺君も脱いで・・・」
「ああ」
 

お互い全て脱ぐと優しくマンコに指を這わせた。「っっ」頬が上気してくる。M琴も不慣れな手つきでチンコをしごいてくる。俺はクリを丹念に愛撫してから指を入れようと試みた。

「あっ、あっ、っっ、うぅっ」と声を漏らすけど、開発されていないので指1本入れるのもまだちょっときつい。乳首を積極的に攻めていたのでとろとろと愛液が溢れ出てくる。

そのうちするすると指がマンコにすいこまれていく。「んんっ、あっ」切なそうな表情で気持ちよさそうに顔を歪める。また丹念に口づけを交わす。

しばらくそうしているとM琴が「俺君・・・今日は・・・大丈夫そうだから・・・」と言った。

過去何度か挿入に挑戦したが挿入前に緊張で萎えたり、入れようと思っても痛がって入らなかったり失敗が続いていた。

「大丈夫か?無理だったら言って」
「ぅん、大丈夫・・・だと思う」
 

もう一度ぎゅっとM琴を抱きしめ、しばらく舌を絡めあう。全身を撫でるようにお互い愛撫しつつ、なんとかゴムをつけてから「入れるよ」そう言って挿入を試みる。

「んっ」涙目のM琴。まだ先っちょも入っていない。切なくなってきたがなんとか頑張ってみる。ずぶぶぶっと先っちょが入る。ここまでなら以前にも体験済みだ。

「んんっっ」
辛そうな表情を隠しきれない。
「っ、だ、大丈夫、だから・・・」
「お、願い、最後まで、入れ、て」

ちゅっと軽いキスをする。そしてキツキツのマンコにゆっくり沈めていく。最後まで入った。ものすごい締付けというかむちゃくちゃ気持ちいい。

少しだけ動かしてみようとすると「ゴメン、もうちょっとこのままでいて」と涙目に訴えてくる。ちゅっと乳房にキスをすると、はぁはぁ息を切らしながら「やっと出来たね。なんだか嬉しい」と言う。

「ああ、すっごい気持ちいいよ」
「大好きだよ」
「私も大好き」
 
しばらくは繋がったままの状態でキスしたり乳首を軽く噛んでみたりしていた。

「ねぇ、ちょっとだけなら動いてもいいよ」
「・・・いいの?」
 
M琴の事もいたわってやりたかったが男の本能には逆らえなかった。「動くよ」と言って、ずずずとチンコを動かし始める。

だけど「んああああっ、ごめんっ、やっぱ無理~」そう言われたが聞こえぬフリをして2~3回動かしてから引き抜いた。そしてまたキスをする。

「ごめんね、痛かった?」
「う~ん、ちょっと・・・」
「本当は俺君がイクまでさせてあげたかったけど・・・」
「いいよ、初めて出来ただけでも嬉しかったよ」
「ううん、次は頑張るね。でもまだ全然元気でしょ」
「んー、確かに」
「じゃあ口でしてあげよっか」

そういうとゴムを取ってウェットティッシュで軽く拭いてからチンコをチロチロと舐めはじめた。まだフェラは上手じゃないけど舌を這わせる姿がすごいイイ。

「ひんひ、ひもひいい? (俺君、気持ちいい?)」パクリと咥え、じゅぽじゅぽとフェラを始める。たまに歯が当たってちょっと痛い。先っちょを吸い込むようにしゃぶり竿を手でしごく。不慣れな手つきで玉もいじる。

快感も大きかったが何よりしゃぶっている姿を見るととても興奮する。たまに上目遣いで俺を見ながらしゃぶる速度を上げていく。

「ぁああ、い、いっっ、イキそう」
「ふひにはひへ (口に出して)」
 
そう言われるのと同時くらいにM琴の口に放出した。出したものを処理してからお互い全裸のまましばらくベッドで愛撫しあった。

「よかった?」
「すごい気持ちよかったよ」

M琴はいつもの微笑を浮かべると嬉しそうに「ふふふ、嬉しい。ねぇ、受験終わったら卒業までずっと一緒にいようね?」そう言った。

「解った。もう少し待っててね」
「うん、待ってる。信じてる」
 
こんな感じで初体験は終了した。

しかしその後、受験は失敗w

あわや浪人かという所まで追いこまれたが最終的に地元のCラン大にかろうじて受かった。M琴と離れずに済んだんだが非常に複雑な気分だった。

進学するとM琴の方が忙しくなり、時間がとりにくくなったが2人の付き合いも続き無事にM琴の卒業までたどり着いた。そこで驚愕の事実が発覚。M琴が俺んちに就職しやがった。

確かに家は自営業(小料理屋)で大々的に展開していたわけではなかったが、高校の時から顔を出しているので、両親にはすんなりOK貰ったらしい。どうやら知らなかったのは俺だけみたいだった。畜生。

M琴は持ち前の明るさと元気の良さで常連さんにも気に入られ看板娘みたいになって毎日のように「俺君くんにはもったいない子だねぇ」と言われる事に。

あとあと聞いた話だが「ずっと付き合ってくならお店の手伝いもしないといけないし料理も好きだから」って理由で調理の学校を選択したらしい。そこまで想っていただきありがとうございます。

俺はその後なんとか大学を卒業して県内の中小企業に就職できた。現在勤めはじめて数年。俺もなんとかスーツ姿が板についてきたと思う。M琴はまだうちの店で働いている。そして来年の春には俺と同じ苗字になる予定だが。

以上です。長文に付き合って頂きありがとうございました。なんだか書き込んでて興奮してきました。というわけで今夜は頑張りますwそれでは。

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