ドイツ語の挨拶をいくつか覚えておくと旅先で交流を楽しめる
ドイツ語圏を旅するとき、挨拶の言葉をいくつか覚えておくと、旅で出会った人達とささやかな交流を楽しむことが出来ます。
ドイツ語は、英語と兄弟関係にあるので、挨拶の言葉もよく似ています。ドイツ語で「こんにちは」は、「gutentag」(グーテンターク)です。
そしておはようございますは「guten morgen」(グーテンモルゲン)です。それぞれ、英語の「good day」「good morning」にあたり、意味は同じです。
ただし、南ドイツやオーストリアの「こんにちは」は、カトリック信仰の影響で[Gruss Gott](グリュース ゴット)神の祝福がありますようにと言うのが普通です。
ドイツ語の挨拶「さようなら」は、[Auf Wiedersehen](アウフ ヴィーダーゼーエン)で、また会いましょうという意味なのですが、英語のsee youの意味と似ています。友達同士など、気の置けない間柄では[Tschuss](チュース)と言います。
そして何よりも大切なドイツ語の挨拶「ありがとう」は、「Danke Schoen](ダンケシェーン)ダンケと短く言うときもあります。
それに対して、「どういたしまして」は「Bitte Schoen」「ビッテシェーン」このやりとりが多いほど、幸運な旅になるでしょう。
感謝の表現のバリエーションはいくつもあって、感謝の気持ちをより丁寧に伝えたいなら、[Vielen Dank]フィーレンダンクが日常会話でおすすめです。
ドイツ語の挨拶で誤りたいときの、すみませんにあたる言葉は、「Entschuldigung」(エントシュルディグング)です。
日本人はなぜか、感謝するシーンでどうもすみませんと言うことが多いですね。
例えば、「こんなにたくさんいただいてすみません。」と言ったりします。そんなときこの表現を使ってしまうと、「こんなにいただいてお許しください」というお詫びの表現に変わってしまいます。
ありがたいと思うときには、迷わずダンケシェーンと言いましょう。
最後に、これだけは!と言う便利なドイツ語の挨拶を、紹介します。それは、ありがとうに対するどういたしましての「bitte」ビッテです。
ビッテは、短いながら、様々な日常会話のシーンで応用が効く単語です。
お店でほしい品物を指差して「○○、ビッテ,」(○○下さい)
よく聞き取れないときに語尾を上げて「ビッテ?」(なんですって?)
品物を差し出して「ビッテ,」(これをどうぞ)
案内するときに「ビッテ」(さあ、どうぞ)と、万能の言い回しです。ぜひおぼえて楽しいドイツ旅行をしてください。