22歳の割に子供ぽいお姉ちゃんの萌えるショート話をまとめたったwww
エロ描写は全くない話。
うちの姉が22歳なんだけど、いい大人なのに子供ぽい言動が多いというか、ポンコツの姉なんだ。ブラコン、シスコンというわけじゃないと思うけど、姉弟の仲は悪くない。
日常生活の普通のやり取りに萌える要素もあるかもしれない。だからお姉ちゃんと宮崎アニメから始まり、風鈴、ほっぺた、筋肉、注文、喜び方、口癖・・・など、短い話をまとめてみたんだ。
登場人物。姉がアキ22歳、弟がナツ20歳
・お姉ちゃんと宮崎アニメ
2つ上の姉と宮崎アニメの話をした。どうやらお気に入りはナウシカらしい。 一番好きなシーンを再現し始めた。腐海で男の子を助けたナウシカが、砂の中に落ちてしまい、その後男の子と語らうシーン。
変な木の実を食べるらしいんだけど、男の方が「うげ、まずい!」みたいな事を言う。その後のナウシカ。(こっから姉の再現が始まる)
「それでね、ナウシカがね、『あら、これとっても栄養があるのよ』って言って『コリッ!』って食べるんだよ」とナウシカのセリフはちょっと声高めに真似てた。
「そんなシーンあったっけ?」と俺が言うと、姉が「あったよー、覚えてないの?ナウシカがね、木の実をね、『コリッ!』って食べるんだよ」そんでその木の実を齧る真似して、「コリッ!」って言うんだけど、その「コリッ」って言う仕種が、なんか、むちゃくちゃ萌えた・・・。カワエエ(;´Д`)
・お姉ちゃんと風鈴
姉が風鈴を買ってきた。ふたつ。選べなくて結局どちらも買ってきてしまったんだと。ひとつは、ガラスの安っちい奴なんだけど、姉が好きそうなカラフルな朝顔の絵が描かれてる。
もうひとつは、銅か何かでできた渋い奴。寺の鐘の小さい版みたいな。「音色がね、全然違うのよ~」と言ってひとつひとつ説明し出した。
「こっちのガラスの方はね、『リンリンッ、リンリンッ』って感じでね、もうひとつの方が『チリリ~ン、チリリ~ン』って」そう言いながら鳴らすんだけど、どっちも大して変わらない。
「なんで~わからない?『リンリンッ』と『チリリ~ン』だよ、響きが全然違うよ~」と、ちょっと口を尖らせた。真剣な顔して風鈴鳴らして、どちらをベランダに吊るすか悩んでる姉の姿がたまらなく可愛いかった。
そして、「ナツはどっちの音色が可愛いと思う?」と聞かれて、「アキちゃんの方が可愛いよ」と答えてしまった・・・。俺もアホだ。
・お姉ちゃんとほっぺた
もうすぐ22になるというのに、今だに子供っぽさの抜けない姉は、怒るとすぐにほっぺたをふくらます。ぷく~っとふくれた白いふわふわのほっぺたを、むに~っと指で押してみたら、尖らせた唇から、すぴ~っと空気が抜けた・・・。思わず吸い付きたくなった。
・お姉ちゃんと筋肉
姉は最近やたらと体を鍛えてるんだが「二の腕に筋肉が付いた!」と嬉しそうに腕を曲げて力んだ。目をこらしても、この白くて細い腕のどこに筋肉が付いてるのかわからん。
「もう、触ってみなきゃわからないって」と言うので、人指し指で押してみた。ぷに~ん・・・。「押すとこが違う~、ここ、ここ」そうか、難しいな。よし、ここか。ぷに~ん・・・。
あ、かすかに奥の方に固いものがあるような・・・。その後、本物の力コブとはこういうものだ、と俺の二の腕を見せてやった。喜ぶかと思ったら、返ってふくれてしまった。はいはい、頑張ったんだね、えらいえらい。
・お姉ちゃんと注文
初給料が出て、姉が酒奢ってくれた時の話。「久しぶりに居酒屋でもいこっか♪」と妙にはしゃいでた。姉は居酒屋とか、やきとり屋が好きなんだよね。あんま行った事ないから嬉しいらしい。
去年、俺が初めてやきとり屋連れてった時も「ずっとこのカウンターに憧れてたの~!」って感激してたっけな。自分が御馳走するって立場のためか、姉は意気揚々と元気に注文した。
「あんじゅしゅしょーだっ!!」と大声で勢い良くいうから・・・思わずメニュー持ったまま爆笑しちまったw
・お姉ちゃんの喜び方
暇そうにしてる姉を、遊びに連れてくことにした。どこ行こうか色々話し合って、結局、姉がずっと観たがっていた映画を観る事になった。
その後は、姉のお気に入りのちょっと高めのレストランで飯を食う。「うおー楽しみだな~」と俺が言うと、姉は、口ぱくぱくさせながら両手を上げて下ろした。
「何やってんだよ、もうちょっと嬉しそうにしろ」とつっこむと、「違うよー、わーいわーい、ってしたんだよー」とまた、ニコニコしながら嬉しそうに、両手を高く何度も上げた。
あぁ、「わーいわーい」だったんだね・・・。お前は一体幾つのガキなんだよ。ツンツンしていたが、内心は・・・つーか。実はこれ、俺的にはかなりの萌えヒットで、今でも思い出すたび顔がゆるんでたりすんだけどw
・お姉ちゃんの口癖
そんで、映画観てきた。隣で真剣にパンフを読み漁る姉。反対側の席には、高校生くらいの女の子と、その向こうに大学生くらいの男が座ってた。
映画が始まるまで二人とも仲良さそうに喋ってて、けっこうイチャついてる。なんとなく聞き耳立ててたら、女の子の方が男に「おにぃ」と呼び掛けていた・・・。
なんか鬱になって、姉の方を見たら目が合った。姉もその会話を聞いてたらしい。さすがに気まずかった。
姉は、目に映るもの何でも「素敵・綺麗・可愛い」と言う癖があるんで、その都度からかってるんだけど、映画館からの帰り道でもそうだった。
姉「わぁ~あの女の子可愛いね~」
弟「アキちゃんの方が可愛いよ」
姉「・・・ありがと」(苦笑)
以前は、冗談だとわかっていても、律儀に顔赤くして、挙動不振になっていた姉も、今ではすっかり適当にあしらう事をおぼえてしまった。
姉「今日は空が青くてキレイだねぇ」
弟「アキちゃんの方がキレイだって」
姉「はいはい、ありがと」(なげやり)
姉「あっ、あのスカートすっごい可愛い!」
弟「だからアキちゃんの方が可愛いってば」
姉「も~、しーつーこーいー!」
ついに俺の腕のあたり、ガシガシ叩いてきた。と、まぁここまではいつもの事なんだけど、その日はこの後がちょっと面白かったw
姉「今の女の人見た?すごい綺麗な人だったねー」
弟「そうだね」
姉「 ・・・・・・ 」
姉「ねぇねぇ、あのお花可愛いね」
弟「そうだね」
姉「 ・・・・・・ 」
姉「 ・・・・・・ 」
弟「 ・・・・・・ 」
姉「 ・・・・・・ 」
弟「 ・・・・・・ 」
姉「 ・・・・・・・・・ もう言ってくんないの?」
弟「 ・・・・・・・・・ 言ってほしいの?w」
そしたら、えへへとか照れ笑いしてごまかしやがった。
おまけ
姉「やっぱり今日は空がキレイだなぁ」
弟「やっぱアキちゃんの方がキレイだよ」
姉「うん♪」
「『うん♪』じゃねーだろ!」と思いっきり頭ひっぱたいてやった。つまらん夫婦漫才みたいでスマソ。
・お姉ちゃんの熱視線
風呂上がり、腰にバスタオル巻いただけの格好でビール飲んでると、姉の熱い視線に気が付いた。「何見てんの?」と声を掛ける。すると姉はハッとなり、ちょっと目をそらしぎみに、「いや、お腹、すごいな、と思って・・・」
昔から運動部で鍛えてたから、俺は腹が6つに割れてんだよね。「触ってみる?」そう言うと、ちょっとソワソワした感じで近寄ってきた。遠慮がちにそーっと撫でて、興奮して潤んだような目で俺を見上げた。
「ナツ、すごい・・・」キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! と思ったら、「どうしたらこんな風になるの?私も頑張って鍛える!」だって。鍛えなくてえーっちゅうに。
・お姉ちゃんと満員電車
以前姉と満員電車に乗った時のこと。眉間にしわ寄せて、真剣な顔して足ふんばる姉。それでも電車が揺れるたびに、体がぐらんぐらん揺れる。
「おいおい大丈夫かよ・・・」
「だ、だいじょう・・・ぶ・・・・・・じゃないかも・・・」
「危ないから俺につかまってろよ」
そう言うと、俺のウェストポーチのベルトの余ったところをちょこんとつかんだ。また電車が揺れて、よろめいた。「そんなんじゃ意味ねーだろーが、ちゃんとつかまれって」そしたら今度は、俺の腰に思いっきり両手を伸ばして、ギューっと脇腹に抱きついてきた。
そ、それも何か違うだろ・・・、俺的にはこの上ないけどw 俺の体に必死にしがみつく姉の顔は、(`・ω・´) こんな感じで笑えたw
・お姉ちゃんと怖いビデオ
姉がホラービデオを借りてきた。心霊映像集めたようなやつ。人一倍怖がりのくせに、こういう類い大好きなんだよな。ビデオ屋から帰ってくるなり、雨戸締めきって、部屋の明かりを全て消し、ソファーの上でクッション抱え込んだ。
そこまでしといて、「あっ!そうだそうだ」と慌てて自分の部屋へ行き、タオルケットひきずって戻ってきた。それを頭からかぶってくるまった。俺もその中にもぐりこんだ。
姉は「あぁぁ、ドキドキするねぇ」とか無邪気に言ってたけど、顔が近すぎて、俺は別の意味で興奮ぎみw ビデオが始まるとすぐに、何でもないところで「怖い~」とか言い出して、大袈裟にブルブル震えたり。すげー楽しそう。
肝心の幽霊の映像が出てきそうになると、きゃあきゃあ悲鳴あげながら、タオルケットで顔を覆って、俺に聞く。「なになに?なにが映ってるの!?」いや、俺も見たくないんだけど・・・。
泣きそうになりながら実況する俺の肩に、姉が顔をうずめる。何気に腰に手回してみたけど、ビデオに興奮しすぎて全然気付いてないみたいだ。
あーもうこのままキスしちゃおうかどうしようかと、迷ってるうちにビデオは終了。「あー暑かった」と、タオルケットをガバッと投げ捨てて姉が立ち上がり、俺の夢のような60分は幕を閉じた・・・(涙
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