スコティッシュフォールドのしつけの仕方
他のどの動物でもそうですが、スコティッシュフォールドのしつけにも、一貫性を持つことが大事です。同じ行為をしても、あるときは叱り、あるときは、無視するといったように、態度にむらがあると、かえって混乱します。
叱るときは叱り、褒めるときはどんな小さなことでも、褒めてやりましょう。このとき、たたいたり、物を投げたりといった体罰を与えるのは、逆効果になります。
反発心や恐怖心が生れて、脱走してしまうだけです。また、追い討ちをかけるのもよくありません。何をしてはいけないかを、その場でわからせることが、最も、効果的なのです。
トイレのしつけは、とにかく根気が大事です。スコティッシュフォールドが安心できる静かな部屋に、砂を入れた箱を用意してやります。
きれい好きなので、排泄物は、すぐに始末して、砂もこまめに取り替えてやりましょう。トイレとはちがう場所で、粗相をしてしまった場合、臭いが残ると、ふたたびその場所をトイレにしてしまうので、スピーディにお掃除することが大事です。
また、家具の破損を未然に防ぐため、爪とぎは必需品です。はじめは、スコティッシュフォールドを、爪とぎのある場所まで誘導し、爪とぎのジェスチャーをして習慣付けてあげましょう。
他の猫と同じように、スコティッシュフォールドも、習慣付けが大事です。子猫のうちからきまった遊び道具を与えておくと、それが一生のお気に入りとなり、人間の持ち物をやたらに噛んだりすることはしなくなります。