イタリア語の挨拶として、まず覚えておきたい言葉は?
イタリア語の挨拶として、まず覚えておきたい言葉が、Ciao (チャオ)とBuon giorno(ボンジョルノ)です。Ciaoは、おそらく最も簡単で、一番最初に身につくイタリア語でしょう。
友達や近所の人、行きつけの店の店員など、顔なじみ同士で交わされる挨拶言葉で、会ったときにも別れるときにも、使えます。
ボンジョルノは、それより少しフォーマルで、旅行中に出会った人など、初対面同士の挨拶では、こちらを使います。
また、ブティックで買い物をするとき、日本人は、無言で店に入りがちですが、これはたいへん失礼にあたります。入るときも出て行くときも、必ずBuongiornoと挨拶するのが、エチケットです。夕方以降なら、Buonasera(ボナセーラ、こんばんは)と言います。
イタリア語の挨拶としてGrazie(グラッツィエ)は、ありがとうですが、なにかにつけて、挨拶代わりといっていいほど、頻繁に使います。ですから、本当にお世話になった場合や、招待を受けた場合などには、少し重みをつけて、 Grazie mille (グラッツィエ ミッレ)Tante grazie (タンテ グラッツィエ)と感謝を伝えるとよいでしょう。
Grazieと誰かに言われたときは、Prego(プレーゴ、どういたしまして)と返事します。
レストランやお店で、イタリア語で何か注文するときは、欲しいものの後に、英語のpleaseにあたるper favore (ペルファヴォーレ)をつけます。
コーヒーが欲しいなら、un caffe per favore、お勘定なら、Il conto,per favoreで、通じます。使いやすく、必ずおぼえておきたい便利な表現です。
英語で、Excuse meを表す表現は、イタリア語ではmi scusi(ミ、スクーズィ)ですが、バスや電車からおりるときに、「ちょっと開けてください」と言うときは、特別にpermesso(ペルメッソ)という許しを乞う表現を使うところに注意が必要です。
さようならは、少し長いですが、Arrivederci(アリベデルチ)です。イタリア人はおしゃべり好きなせいか、Arrivederci,ciaoと続けて言う場合もよくあります。